人体模型がないなら「ポップアップ人体図鑑」がオススメ

理科室といえば?

という質問で必ず上位に食い込む「人体模型」。でも、実際に買うとなると10万円は当たり前の高い買い物です。

教室に持っていくのには、重くて持ち運びが大変だし、理科室で使おうとすると、椅子が向かい合っているため授業がうるさくなってしまう。

何かいい案はないものか・・・?

とお悩みの先生にいい情報があります。それが今回ご紹介する

体の不思議が飛び出す「ポップアップ人体」です。

からだのふしぎがとびだすポップアップ人体

この絵本にはある秘密があります。それは・・・

広げると140㎝の子どもサイズの人体模型のようになるんです!

これなら教室にも簡単に持ち運べるので、授業でも使いやすいですね。特に小学校で使うと子どもたちは喜ぶのではないでしょうか。

同様の商品はいくつかあるようです。ふたばが買ったのはこちら

「等身大ポスターがとびだす!ポップアップ人体図鑑」

著リチャード・ウォーカー、日本語版監修坂井建雄

ポップアップ人体絵本が小学生向けなのに対して、こちらは中学生向きの内容になります。

内容も

  • 細胞と皮膚
  • 動きつづける心臓
  • 呼吸するしくみ
  • 食べ物の消化
  • 体内の環境をたもつ(生命維持)
  • 新しい生命(生殖)
  • 脳と神経のはたらき
  • 視覚と聴覚(感覚器官)
  • 骨と筋肉
  • 病気をふせぐ免疫

と中学校の学習内容にバッチリです。ということで早速・・・

ポップア〜ップ!

人体模型さんこんにちは!これなら授業にも簡単に持っていけます♪

特に胸部が立体的に表現されています。

横隔膜について教えるときに使えそうです。この本は飛び出すだけでなく、それぞれの項目について解説もされているのが素晴らしいところです。

腕は可動式

腕は可動式になっているので、独り身で寂しい時には人体模型さんが腕枕もしてくれます。

優しい笑顔がキュートです(笑)

ということでポップアップ人体図鑑の紹介でした。うまく活用してみてください。

窪田 一志

1986年生まれ、近畿大学農学部卒業、学びエイド認定鉄人講師、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成課程修了、MIE(Microsoft Innovative Educator 2022)取得、Apple Teacher 家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪府の公立中学校で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。 教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。 ブログのアクセス数は月10万pvを超え、中学理科の授業情報をまとめた書籍「100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100」を明治図書から出版。また、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。 先生向け情報サイト「ふたばのブログ」の他、反転学習や、家庭学習に利用できるオンライン学習サイト「ふたば塾」、中学理科の授業動画を中心としたYoutubeチャンネル「ふたば塾」を運営。 記事執筆、研修・講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。 【著書】 100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100[明治図書出版] 授業力&学級経営力2023年12月号(記事執筆)[明治図書出版] 【協力実績】 株式会社 NHKエデュケーショナル 国立科学博物館 株式会社Gakken 日本テレビ「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」 株式会社 朝日新聞社 企画事業本部文化事業部 株式会社 高純度化学研究所 株式会社 アスウム 株式会社 学映システム 株式会社リバネス(教育応援VOL55) 株式会社ジヤトコ 富山県教育委員会「とやま科学オリンピック」 東京学芸大学 理科教育学分野 高知大学教育学部附属小学校 横須賀市立浦賀中学校 田尻町立中学校 順不同 Apple Teacher MIE(Microsoft Innovative Educator)