マイントピア別子から車で30分ほどの場所に東洋のマチュピチュと呼ばれる場所があります。せっかくなので行ってきました。
こんなオシャレなバスに揺られること30分。到着した場所は・・・
霧に包まれた古代遺跡・・・のような別子銅山の跡地でした(笑)東洋のマチュピチュと呼ばれるのもわかります。
この斜面を使って銅を運んでいたそうです。
ガイドさんがこの木の説明をしていました。見てもらいたいのは梅の木の幹についた「コケ」です。
ウメノキゴケと呼ばれるコケで空気のきれいなところに生息するそうです。別子銅山は、銅を精錬する際に発生する亜硫酸ガス等によって公害を発生させていました。そんな「空気が悪い」というイメージの別子銅山でしたが、この付近は精錬所から距離があり、昔から空気がキレイだったそうです。
いろいろな植物に生えているウメノキゴケ。寄生しているようにみえますが、ウメノキゴケは自身で光合成をしてエネルギーを作り出しています。
これはその証拠です。石から生えています。
こちらはニュートンのりんごの木です。ニュートンがりんごが落ちるのを見て万有引力を発見したとされているりんごの木を接ぎ木して作られたそうです。いろいろな場所にあるそうです。
東平歴史資料館は、別子銅山の鉱山の町として栄えた標高750メートルの東平の地に残された貴重な産業遺跡と人々の暮らしについて学べる施設です。
銅の精錬には、電気分解が用いられていました。中学3年生、イオンの単元で使えそうですね。
鉱石から銅を取り出すのはとても大変です。
銅を取り出す方法は以前記事にしたことがありました。
この鏡は、ただの鏡ではありません。魔境なんです。普通に使用している分には単なる鏡なんですが光を反射させて壁などに光を写すと・・・
仏様?のような像が浮かび上がりました。鏡の屈折率を微妙に変えることで、光の量に過疎をつくり映像を移しています。隠れキリシタンなどにも利用されていた方法ですね。
こちらは説明不要ですね。中学2年生の単元で学ぶ電磁石です。
知っていてもやっぱり楽しいですね。
様々なことを学べるマイントピア別子。お近くを通る際はぜひ行ってみてください。