感情のコントロールが苦手な子どもたちが増えているような気がします。原因としては、核家族化や一人っ子の増加、DVなど、家族間のコミュニケーションが減っていることがあげられるのではないでしょうか。感情のコントロールができなければ、必要のないケンカなどのいさかいが増えます。これは当人だけでなく、周囲の子どもたち、先生にとっても何一ついいことはありません。感情のコントロールの仕方を学校でも教えていく必要があるのではないでしょうか。今回は感情をコントロールする技術をアニメでまとめた動画「How to Process your emotions」をご紹介します。
自分の感情への対応の仕方
人間の行動の背景には、必ず感情があります。すなわち、行動を変えたり、改めたりするためには、感情を変える必要があるのです。しかし、感情はそんな簡単に変わるものではありません。それでは、感情をどのように扱えばいいのでしょうか。
アニメでは以下のように説明されています。
自分自身で処理できない感情があると、それは強い不安という形で残ります。この強い不安から、人は他人に疑いをもったり、自信を失ったりします。そして、人はこれ以上傷つくことを恐れて本来向き合わなければならないことから逃げるようになるのです。
本当は傷ついいるのに、表面上では強さや脆く壊れやすい明るさを保とうとします。自分自身を偽り、傷ついていることを隠すのです。
しかし、自分に嘘をつくことは心身に大きな負担をかけます。自分に正直に生きることができないと気分が落ち込み、眠ることができなくなります。さらには、考え方や行動までもおかしくなってしまうのです。
周囲からは攻撃的だったり、怠けたり、社会を無視して好き勝手に生活しているように見えますが、実際はこれ以上傷つくことを極端に恐れ、必死に虚勢を張っているにすぎないのです。
感情を処理するためには友人などの親身になって相談に乗ってくれる人が必要です。
なにより悲しみや苦しみなどマイナスの感情を受け止めることが必要なのです。
ふたばの考え
いかがでしたでしょうか?とても納得させられる動画だと感じました。マイナスの感情を受け止めること。これが人としての強さにつながると思います。弱い人はマイナスの感情を受け入れることができません。だから、キレたり、暴れたり、暴言をはいたりすることで感情を発散させようとしてしまうのです。感情に関しては過去にもいくつか記事を書きました。気になる方はご覧いただければと思います。
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