高分子吸水ポリマー0.3gに純水100gをいれます。高分子給水ポリマーはオムツから取り出しました。
高分子給水ポリマーが凄い勢いで水を吸収します。
↑ゲル状になった純水。高分子給水ポリマーの主成分はポリアクリル酸ナトリウムでこれが電解質の役割をします。
ここに二本の炭素棒(鉛筆型シャープペンの芯)を差し込みます。
燃料電池の完成です。
鉛蓄電池のように9Vの電池で充電します。
充電と書きましたが、やっていることは中学校で行う水の電気分解と同じです。水を水素と酸素に分解しているんです。
化学反応式
水の電気分解:2H2O → 2H2 + O2
陽極:2O2- + 4e- → O2
陰極:2H+ + 2e- → H2
陰極の炭素棒をよく見ると水素が発生していることがわかります。
同様に陽極には酸素が発生します。高分子給水ポリマーがあるので、気体が空気中に出ていかないんです。