水の電気分解の実験。個人的には好きな実験ですが、とても危険な実験でもあります。その理由は
水酸化ナトリウム水溶液を使用するから
水酸化ナトリウム水溶液は中学校で使う薬品の中でも最も危険な薬品ではないでしょうか。手が荒れたり、下手をすると失明の恐れもあります。こぼしたときは掃除が大変です。しかもたいていこぼれます(笑)何かいい方法はないか調べてみると、なんと炭酸ナトリウム水溶液でも水の電気分解が行えるという情報を入手しました。早速やってみました。
炭酸ナトリウムは、お掃除などにも使われる比較的安全な薬品です。中学校の分野では炭酸水素ナトリウムを熱分解した時に発生しますね。
100均ではセスキ炭酸ソーダとして売られています。
出来ました〜♪
無事、水を酸素と水素に電気分解することが出来ました。問題点としては洗剤みたいに泡が発生して、気体の発生量が少しわかりにくくなるところでしょうか。でも、安全が一番ですもんね。
零してしまっても炭酸ナトリウム水溶液なら・・・
おりゃりゃりゃりゃ〜!と簡単に拭くことができます。水酸化ナトリウムなら手袋をして、雑巾は廃棄になります。楽だ〜♪
ということで炭酸ナトリウム水溶液で電気分解をする方法でした。100均にはセスキ炭酸ソーダの他に重曹やクエン酸など授業で使えるものがたくさんあります。うまく利用してみてください。