手作り発泡スチロールカッター

今回は小学校でよく行われる実験「発泡スチロールカッター」を簡単につくる方法を紹介します。

手作り発泡スチロールカッター

準備する物

割り箸2膳、電池、ニクロム線、洗濯バサミ、ビニールテープ、導線、ミノムシクリップ
 

①割り箸に導線をビニールテープで固定します。
こんな感じです。
②洗濯バサミの円形の金属にわりばしを挟みます。
こんな感じでです。
ビニールテープで固定します。
③割り箸の中央で導線を切ります。
④乾電池を取り付けます。


導線の先にニクロム線を取り付けます。
ニクロム線の長さを4センチ程度になるようにしてください。
完成です。
裏側
早速発泡スチロールを切ってみます。
導線を繋いで、火傷に注意して発泡スチロールを切っていきます。
いい感じです。
さらに切れ味(温度)を高める方法を考えます。

【切れ味をよくする方法①】

ニクロム線の長さを短くすると発熱量が上がります。抵抗が小さくなり、電流が増えるからです。

【切れ味をよくする方法②】

電池を直列に繋ぐ。
こうすることで電圧が2倍になり電力量が増えます。中学二年生の学習内容と繋げたいです。

【切れ味をよくする方法③】

ミノムシクリップでニクロム線の途中を挟む。意味合いは①と同じですが、これなら自由に調整することができます。
色々工夫してやるとおもしろいです。ぜひやってみてください。
窪田 一志

1986年生まれ、近畿大学農学部卒業、学びエイド認定鉄人講師、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成課程修了、MIE(Microsoft Innovative Educator 2022)取得、Apple Teacher 家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪府の公立中学校で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。 教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。 ブログのアクセス数は月10万pvを超え、中学理科の授業情報をまとめた書籍「100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100」を明治図書から出版。また、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。 先生向け情報サイト「ふたばのブログ」の他、反転学習や、家庭学習に利用できるオンライン学習サイト「ふたば塾」、中学理科の授業動画を中心としたYoutubeチャンネル「ふたば塾」を運営。 記事執筆、研修・講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。 【著書】 100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100[明治図書出版] 授業力&学級経営力2023年12月号(記事執筆)[明治図書出版] 【協力実績】 株式会社 NHKエデュケーショナル 国立科学博物館 株式会社Gakken 日本テレビ「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」 株式会社 朝日新聞社 企画事業本部文化事業部 株式会社 高純度化学研究所 株式会社 アスウム 株式会社 学映システム 株式会社リバネス(教育応援VOL55) 株式会社ジヤトコ 富山県教育委員会「とやま科学オリンピック」 東京学芸大学 理科教育学分野 高知大学教育学部附属小学校 横須賀市立浦賀中学校 田尻町立中学校 順不同 Apple Teacher MIE(Microsoft Innovative Educator)

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  • 大変面白い スチロールカッター自作の参考になりました PCのACアダプターを作る工作を小学校でやってみたい 紙飛行機を小学校やお祭りで作って飛ばしています

  • コメントありがとうございます。簡単なので、ぜひ自作してみてください。「PCのACアダプターを作る工作」とても、興味があります。作られたら、ぜひ作り方などをブログで紹介させてくださいね。