今回はボーリングのボールを使った面白実験を紹介します。
ボーリングの球を水に入れると・・・
10ポンドのボーリングの球があります。持ってみるとズッシリと重たいです。どう考えても浮きそうにないです。
そーっと水に入れると・・・
浮いた!重いボールが浮いたー!マジか〜い!あまりの衝撃にいろんな意味で浮かれてしまいました(^_^;)
いやぁ、浮くんですね。
では、12ポンドではどうでしょう?
そーっと水につけていくと・・・
おーっ、今度は沈みました。どうしてこんなことが起こるのでしょうか?
実験の解説
解説します。
ボーリングの球は全て同じ大きさ(体積)で5420㎤です。
重さはポンド数によってことなります。
10ポンドの球で4540g12ポンドの球で5440gです。ここまで言えばピンときた方といるのではないでしょうか?
そう、密度ですね。
水に浮くためには水の密度1g/㎤より密度が小さくなければいけません。浮力はその物体が押しのけた水の質量に等しいというやつですね。
今回の実験でいえば、体積5420㎤のボールが押しのける水の質量は5420gになります。まとめると同じ体積5420㎤で
水の質量→5420g
10ポンドの球→4540g(水より小さい)
12ポンドの球→5440g(水より大きい)
なーるほどザワールド・・・ということでボーリングの球を使った浮力の実験でした。なになに、ボーリングの球なんて学校にないのにどうやって実験するんだよ?
ですよね。うーん、ボーリング世代の管理職の先生にマイボールを持ってきてもらえるようにおねがいするのはどうでしょうか?ちょうど、10ポンドと12ポンドのボールを持ってきてくれるかもしれませんよ(笑)
Columbia 300 Eruption Pro ボーリングボール 15-Pound