今回は理科の研修で行った重い気体と軽い気体について調べてる実験を紹介します。
重い気体と軽い気体
ボンベを使って実験をしました。実験用ボンベって本当に高いですよね。酸素が500円、水素は700円近くします。意外と簡単になくなってしまうので大事に使いましょう。それでは実験スターート。
①二酸化炭素 CO2
二酸化炭素は重いです。シャボン玉に入れるとすごい勢いでシャボン玉が落ちていきます。二酸化炭素が空気より重いことが簡単にわかります。二酸化炭素をコップに入れて、ろうそくの火にかけるのも面白いですよ。
目に見えない二酸化炭素がコップから流れ落ちてろうそくの火を消すのはおばけを見ているようです。子どもたちも大喜びだと思います。
後は、ドライアイスの上にシャボン玉を浮かべる実験は有名です。
②水素 H2
水素もシャボン玉にその軽さがわかります。すごい勢いで天井に向かっていきます。水素といったら「音を立てて燃える」やってみましょう。
マッチで火をつけてシャボン玉に当てると・・・
「ボッ」っと音を立ててもえました。すごい!やっぱり水素は燃えるんですね。おもしろい。ただし、火を扱う危険な実験です。水素は爆発します。ふたばは責任を取れませんので実験を行う際は安全に配慮した上で自己責任でお願いします。
③ブタン C4H10
カセットコンロで使われるブタンの重さを調べてみます。このカセットコンロの口は一般的なものより太くなっています。おそらく事故防止のためだと思われます。ということで特別な機器(?)をつかいます。
↑ストローとゴム管を組み合わせた「ブタンガス抽出装置」です(笑)
これを使うとブタンガスを取り出すことができます。シャボン玉に入れると・・・
下に向かって落ちていきました。ブタンは重いんですね。ガスということでやっぱり火をつけたくなります。火をつけると・・・
ブォッと勢いよく火柱が上がりました。・・・怖っ!さすがブタン。水素よりも激しく燃えました。危ないです。この実験は専門家の元安全に十分に配慮して行っています。ブタンガスは可燃性の危険な気体なので取り扱いには十分に気をつけてください。子どもには絶対にやらせてはダメですよ。
③都市ガス(メタン C2H6)
メタンの性質を調べてみました。
都市ガスを取り出す装置(?)を作ります。
太いと多量のガスが出て危ないので、先は細めてあります。
ガス栓に取り付けて・・・
シャボン液につけて・・・
元栓を少しだけひねると・・・シャボン玉ができました。シャボン玉は勢いよく上に上がりました。メタンは空気より軽いことがわかります。よく考えたらガス警報機が天井についていますもんね。ちなみにプロパンガス(C4H10)は空気より重たいそうです。プロパンガスを使用されている建物のガス警報機は足元にあるんですね。勉強になります。
今日書いた実験はあくまで専門知識のある大人が安全に十分配慮して行ったものです。学校での実験にはそぐわないものもあります。特にガスの実験は可燃性であり、吸い込むだけでもとても危険なので学校では絶対に行わないでください。このブログは一切の責任は負いません。実験は自己責任で、安全に十分に配慮しておこなってください。楽しい実験も事故や怪我が起きてしまっては何にもなりません。安全に楽しく理科を学ばせましょう。
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