一年生、物質の三態の単元で使える動画です。この動画はシャボン玉が凍る瞬間を捉えたものです。マイナス15℃でも10%ほどしか作れない珍しいものです。注目したいのはその美しさ。思わず見とれてしまいます。生徒が物質の状態変化に興味関心を抱くきっかけになるのではないでしょうか?
凍るシャボン玉で物質の三態について学ぶ
物質の三態を教える時、水を例にあげるのが生徒にとっても身近で分かりやすいですが、いくつか注意するべき点があります。一つ目が昇華です。生徒にとって固体が気体になったり、気体が固体になったりすることは、実感がなく分かりにくいと思います。私は固体→気体の例としてドライアイス。気体→固体の例としてダイヤモンドダストの映像を見せます。
ドライアイスは、身の回りの物質の単元ででてきた二酸化炭素とも繋がります。ドライアイスをコップで注ぐと火が消える映像は、燃焼のために酸素が必要であることを分かりやすく教えてくれます。また、ダイヤモンドダストはその美しさに誰もが興味をもつはずです。ゲームで魔法や技の名前になっているので、意外なほど生徒はダイヤモンドダストという言葉を知っています。しかし、自然現象ということまでは知らないです。
知らないことを知ったときの生徒の目はキラキラしています。うまく映像教材を使っていきたいものです。
ドライアイスで消火
ダイヤモンドダスト
このほかにも面白い画像がありました。
一瞬で凍るお茶
こちらはマイナス40度の世界でお茶を入れた水筒をぶちまけた写真だそうです。太陽を中心とした美しい写真。この写真を撮るために何時間もかけてこの場所にたどり着いたとか・・・美しいですね。