お茶の水女子大学でパッケージ開発された「減災どこでも理科実験パッケージ」が素敵

新型コロナウイルスの勢いが止まりません。第4波と言われていますが、第何波まであるのでしょうか?理科の授業にも大きな影響があります。それは

班体制であるため理科室での実験ができない!

ということ。でも、実験ができない理科なんて理論だけで面白くない!この思いは、東日本大震災で被災した学校でも同様でした。なんとか子どもたちに実験を元に科学の面白さを体験してもらいたい。そんな思いから、お茶の水女子大学で開発されたのが「いつでもどこでも理科実験」です。

いつでもどこでも理科実験

上の写真は、小学6年生用の減災どこでも理科実験きパッケージです。一つのキットに

  • 植物の養分と水の通り道
  • てこの規則性
  • 月と太陽
  • 水溶液の性質
  • 電気の利用

など様々な実験教材が入っています。被災地での理科の実験のために、お茶の水女子大学サイエンス&エデュケーションセンター(SEC)が開発しました。名前は「減災どこでも理科実験パッケージ」。このキットですが、よく考えたらDAISOなどの100均で売られている実験キットを詰め合わせたら簡単に作れそうです。できないものはしょうがないですもんね。文句を言っても何も解決しません。困ったときこそ、頭を働かせましょう。それが私達が子どもたちにつけたい「生きる力」です。

窪田 一志

1986年生まれ、近畿大学農学部卒業、学びエイド認定鉄人講師、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成課程修了、MIE(Microsoft Innovative Educator 2022)取得、Apple Teacher 家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪府の公立中学校で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。 教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。 ブログのアクセス数は月10万pvを超え、中学理科の授業情報をまとめた書籍「100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100」を明治図書から出版。また、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。 先生向け情報サイト「ふたばのブログ」の他、反転学習や、家庭学習に利用できるオンライン学習サイト「ふたば塾」、中学理科の授業動画を中心としたYoutubeチャンネル「ふたば塾」を運営。 記事執筆、研修・講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。 【著書】 100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100[明治図書出版] 授業力&学級経営力2023年12月号(記事執筆)[明治図書出版] 【協力実績】 株式会社 NHKエデュケーショナル 国立科学博物館 株式会社Gakken 日本テレビ「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」 株式会社 朝日新聞社 企画事業本部文化事業部 株式会社 高純度化学研究所 株式会社 アスウム 株式会社 学映システム 株式会社リバネス(教育応援VOL55) 株式会社ジヤトコ 富山県教育委員会「とやま科学オリンピック」 東京学芸大学 理科教育学分野 高知大学教育学部附属小学校 横須賀市立浦賀中学校 田尻町立中学校 順不同 Apple Teacher MIE(Microsoft Innovative Educator)