植物は、太陽に向けて葉を傾けたり、葉の重なりがないようにするなど、光合成を効率よく行うために工夫しています。しかし、根を持つため自由自在に動き回るなんてことはできません。しかし、そんな常識を覆すマシーンがあるんです。それが今回ご紹介するHEXAです。
「HEXA」の正体は、6本の脚を持ち、日向を探して自分で歩いていく植木鉢です。Vincrossによって開発されました。植木鉢としてだけでなく、プログラミング学習用や工場内での検査用としての用途が高まり、世界40カ国で買われているそうです。
ある日ある国からHEXAの大量の発注があったそうです。気になって調べたところ、その地域は自爆テロの多発する場所だとわかりました。当然ですがHEXAの注文は断ったそうです。テクノロジーは使い方を間違えれば人類や地球に大きなダメージを与えます。原子力が良い例ですね。テクノロジーを生み出す者は正しく使う方法だけでなく、悪用される危険性についても考える必要があると感じたました。