物質の状態変化は子どもたちにはとても理解しにくい内容だと思います。体積が変わると言われてもイマイチイメージがつかめない生徒が多いのではないでしょうか?今回はそんな状態変化による体積変化を実験を通して学ばせる方法です。
エタノールは安全で沸点が78℃と低く、蒸発するスピードも早いので状態変化の実験には最適です。
風船は力を加えない状態では小さくぺたんこなので、中で気体が膨張していることがとても分かりやすいです。
エタノールを少量入れてお湯に入れると・・・
エタノールが気体に状態変化することで体積が増えることが分かります。
分かりやすいですね。初めにゴム風船を手で伸ばして柔らかくしておくと実験が成功しやすくなります。
ゴム風船の代わりにビニール袋を使う方法もあります。
こちらもゴム風船と同様に膨張することがわかります。
お湯につけるだけで気体に状態変化するエタノールは状態変化の実験にとても向いています。状態変化による体積変化はぜひ実験を通して学ばせてあげたいと感じます。やったことがない先生は簡単なので、エタノールの状態変化の実験を行ってみてはいかがでしょうか?
[amazon_link asins=’B000TKDKA8′ template=’original’ store=’futabagumi0e-22′ marketplace=’JP’ link_id=’d377a739-1ae5-4fef-8083-9a293c5d8bfa’]