ロボットが好き・・・だから理科を頑張る
そんな風に考えてくれる子どもたちはたくさんいます。今回は日本が誇るロボットについて書いていきます。
東京大学の情報システム工学研究室が開発したロボット「ケンゴロウ」。このロボットは人間の骨格や筋肉を元に作られており、人間のように自由自在に体を動かすことができます。ケンゴロウの面白さはそれだけではありません。ロボットなのに「汗」をかくのです。
人間もロボットも運動を行うと必ず熱を発生させます。パソコンなどのコンピューターも同様ですね。この熱をどのように処理するかはとてもたいせつです。ケンゴロウは人間と同じように水を蒸発させる(気化熱を発生させる)ことで解決しています。人間に近いロボット「ケンゴロウ」。数年後には私達の生活に友人としてロボットが登場する日が来るかもしれないと感じました。
こちらはケンゴロウの前のモデルであるケンシロウ(腱志郎)です。ワイヤーで作った筋肉で体を動かすのはケンゴロウと同じです。
ロボットの進化はすごいです。日本はロボット技術では世界をリードしてきました。
日本がロボット技術で世界をリードできた理由をご存知でしょうか?
授業で子どもたちに質問したこともあります。
それは、アトム、ドラえもん、ガンダムなどのロボットアニメのおかげです。小さい頃、アトムやガンダム、ドラえもんに憧れた子どもたちが大人になり
「あんなロボットを作りたい!」
とロボット工学を学ぶ人が増えたことが日本のロボットが発展した理由です。子どもの夢が日本の未来を作っているという良い例だと思います。
子どもの夢が日本を作る!
教師、大人として忘れてはいけないことだと思います。
こちらは、ボストン・ダイナミクスが開発したアトラス(Atlas)・・・人間にそっくりな動き・・・いや人間といっても運動神経の良い人間です。映像の後半には信じられない光景が・・・まさか人形ロボットがバク宙をするなんて・・・完全にふたばの負けです。ロボットの未来が楽しみです。
2022年、ついにアトラスはパルクールができるまで進化しました。凄すぎます!