安くて簡単、100均で理科教材

100均ネタが続いているので、ここで今までに100均で購入した教材を紹介したいと思います。

①スリンキー

↑レインボースプリング。
音の波、地震の縦波と横波、位置エネルギーと運動エネルギーなど様々な単元で使用できます。

②炭酸キープ

↑理科の研修でもよく使われる炭酸キーパー。気圧を一瞬で下げられるので雲をつくる実験で使えます。

③ミンミンゼミ(ブンブンゼミ)

↑ブンブンゼミ。振り回すとセミの口の部分の膜が振動して音がなります。音の導入で使いました。

④フレネルレンズ

↑フレネルレンズです。レンズの授業のまとめで使います。
発問は
「フレネルレンズ は、板状なのにどのようにしてレンズの性質を持たせているのか?」
↓正解はこちらです。
今まで学習した内容を総動員しないと解けない難問ですが、毎年学年で2、3人が正解します

⑤日時計

↑日時計工作キット。太陽の南中の授業で使えますね。時間があれば厚紙に印刷して作らせてもいいかもしれません

⑥カラー下敷き

↑緑と赤のクリア下敷き。光の授業で使います。
(発問)赤い下敷きは赤色の光しか通さない。緑の下敷きは緑の光しか通さない。では、二枚を重ねると?
もちろん光を通さないので黒くなります。勉強道具として使っている生徒が多いですが、仕組みがわかっていない人が思ったより多くて驚かされます。

⑦だるま落とし

↑だるま落とし。慣性の法則がわかりやすくわかる。素材が木やプラスチックなら摩擦係数まで深められるかもしれません。

⑧水鉄砲

↑バンブー型水でっぽう。圧力の授業で使います。どうすれば威力を上げられるか考えさせたりするとおもしろいです。
今回は色々な100均実験道具を紹介しました。でも、これはまだまだ一部です。また、少しづつ紹介していきたいと思います。
窪田 一志

1986年生まれ、近畿大学農学部卒業、学びエイド認定鉄人講師、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成課程修了、MIE(Microsoft Innovative Educator 2022)取得、Apple Teacher 家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪府の公立中学校で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。 教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。 ブログのアクセス数は月10万pvを超え、中学理科の授業情報をまとめた書籍「100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100」を明治図書から出版。また、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。 先生向け情報サイト「ふたばのブログ」の他、反転学習や、家庭学習に利用できるオンライン学習サイト「ふたば塾」、中学理科の授業動画を中心としたYoutubeチャンネル「ふたば塾」を運営。 記事執筆、研修・講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。 【著書】 100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100[明治図書出版] 授業力&学級経営力2023年12月号(記事執筆)[明治図書出版] 【協力実績】 株式会社 NHKエデュケーショナル 国立科学博物館 株式会社Gakken 日本テレビ「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」 株式会社 朝日新聞社 企画事業本部文化事業部 株式会社 高純度化学研究所 株式会社 アスウム 株式会社 学映システム 株式会社リバネス(教育応援VOL55) 株式会社ジヤトコ 富山県教育委員会「とやま科学オリンピック」 東京学芸大学 理科教育学分野 高知大学教育学部附属小学校 横須賀市立浦賀中学校 田尻町立中学校 順不同 Apple Teacher MIE(Microsoft Innovative Educator)