2年生で唾液の実験を行おうと準備していたところあることに気づきました。
沸騰石がない!
以前使ったことがあるので、どこかにあるはずなのですが沸騰石が見つかりません。他の理科の先生にも聞いてみましたが知らないようです。困っていたら、大ベテランのF先生が
「ガラス棒があれば沸騰石代わりをつくれるよ」
と教えてくれました。
ガラス棒で沸騰石が作れる・・・どういうこと!(@_@;)と混乱しているふたばをよそにテキパキと作ってくれました。
ガラス棒をガスバーナーで加熱します。
柔らかくなってきたら、ガラス棒をクネクネとコネます。この時、ガラス棒に空気が入るようにします。「スーッ」と引っ張ると・・・
こんなんができます♪
後はガラスカッターでカットするだけ。
こちらがガラス棒で作った沸騰石の代わりです。中に筋状の穴が空いているのがわかるでしょうか。これが沸騰を穏やかにします。
F先生にたくさん作ってもらいました。感謝!
なんでもガラス中にある細い穴が沸騰石の穴と同じ効果を起こすそうです。
ただし、これはあくまでピンチヒッターです。ガラスは尖っていて、怪我をする恐れもあります。また、きちんと穴が空いていなければそもそも沸騰石として機能しません。生徒には使わせない方がいいですね。というか、前もって沸騰石があるかどうか確認しておくべきですね。ふたばを反面教師にしてください(笑)理科の先生としての豆知識として知ってもらえれば幸いです。