2年生、化学変化と質量変化の単元でスチールウールを燃焼させる実験がでてきます。今回はそんなスチールウールの燃焼実験について書いていきます。
スチールウールを空気中で燃焼させる実験では、スチールウールが燃焼する際に飛び散ります。質量を調べる実験なので、飛び散ることを防ぐためにスチールウールを丸めてから加熱し、筒などで空気を送りこむ方法が知られています。
でも・・・スチールウールの燃焼って超きれいなんですよね♪
せっかくだったら美しい実験を生徒に見せたい!そんな先生にしてもらいたいのがスチールウールを広げた状態で燃焼させる方法です。
まず、調べたい質量のスチールウールを用意します。この時、少し多めにしておくのがコツです。スチールウールを手で広げます。向こう側が透けて見えるくらい広げると美しい燃焼を見ることができます。十分に広げたら再度質量を測ります。手で広げる際に少し減ってしまうので、足りない場合は追加します。
あらかじめ質量を計ったアルミホイルでお皿をつくり。中にスチールウールを載せます。
スチールウールの端にマッチ等で火をつけると・・・
美しい!
個人的には線香花火よりスチールウールの方がキレイなんじゃないかと思ってます(笑)
燃焼後、質量が増えていることを確認します。
ふたばがこの実験を行う際は、ジグソー学習で実験を行います。各班を1g、2g、3g、4g、5g、6gのグループに分けて実験をさせます。実験後、自分の班に戻り結果を伝える中で質量の変化の規則性(定比例の法則)に気づかせます。みんな一生懸命に取り組んでくれるのでおすすめです。美しいスチールウールの燃焼実験。ぜひやってみてください。
ちなみに実験で使用するスチールウールは鉄線が細いボンスターがおすすめです。