モーターの仕組みは立体的な考え方、目に見えない電流の流れ、フレミングの法則などを総合的に考える必要があり、子どもにはとても難しいです。しかし、不思議なモーターの動きは子どもの心を掴んで離しません。理科の教師としては、モーターの仕組みをしっかりと理解させたいものです。
モーターの仕組みがわかる実験
上のGIFアニメ(動かない方は写真をクリックしてください)はクリップモーターを大きくしたものです。大きくするだけで仕組みがわかりやすくなります。
整流子の部分などモーターの肝となる部分を観察させたいです。
生徒にもう1つ磁石をもたせて、モーターの上に近づけさせるとどのタイミングで磁石とコイルが反発しているのかが体感できます。
こちらは整流子について理解させるための面白いモーターです。コイルの芯である竹ひごを少しずらすとモーターの回転が逆になります。
スロー映像↓
面白いです。
土台は普通のクリップモーターと同じです。
コイルの端に仕掛けがあります。手前と奥で被膜を削る場所を反転させているんです。面白いです。モーターを理解させる自作できる実験器具の紹介でした。