すごい図鑑を教えてもらいました。千葉県立中央博物館の野草・雑草検索図鑑です。
季節や葉のつき方、葉の形など13の項目を設定していくと、調べたい植物にたどり着くことができます。パソコンだけでなく、タブレットやスマホでも使えるので、班に1つタブレットがある学校は校内の植物探しなどに使えると思いました。そういった環境でない場合は、この図鑑を大型テレビやプロジェクターで表示させて生徒が集めてきた植物を教室で1つ1つ教師が図鑑を使って調べていくのも盛り上がりそうですよ。
季節を「春」地上高を「5〜10cm」で検索してみました。博物館の図鑑ということで種類も豊富です。まだ、写真がない植物は画像準備中となっています。まだまだ成長中の図鑑なんです。この図鑑の素晴らしいところ。それは写真の美しさです。
カタバミ
こちらは図鑑に載っているカタバミの画像。立体感があってとても綺麗。A4サイズで見てみるとその美しさが際立ちます。
季節ごとに検索可能
写真も「春の姿」、「夏の姿」のように春、初夏、夏、秋、冬で別々の植物の写真が用意されています。植物の特徴の説明も箇条書きでとてもわかりやすいです。授業や自由研究など教育目的で使う場合には許可は不要とホームページに書かれています。理科の先生にとって最高の図鑑だと思います。
野草カード
この図鑑のいいところをもう1つ。授業で使える「野草カード」が作れるところです。
詳しくはこちらまで⇨リンク「野草カードについて」
以下ホームページより
野草カードの特徴
●おもての写真は実物大でプリントされます。採集した草を並べて見ましょう。
●裏には説明が書いてあります。
●種類ごとに「見つけやすさ」「見分けやすさ」「総合難易度」が★の数で示されています。★の少ない、やさしい種類からチャレンジしましょう。
ホームページには、「野草の名前当て」「野草ビンゴ」「校内野草分布図」などの授業例も示されています。ワークシートも載せられていてダウンロードすることができます。授業でも個人的にも使える電子図鑑、ぜひ使ってみてください。
カラスノエンドウ
↑A4に印刷してラミネート加工した野草カード。授業で使いやすい。
スギナ
↑立体感がすごいです。
ホームページには、野草カードの作り方も載せられています。
千葉県の小中学校には21種類の野草カードのセットが配布されているようです。地域に根ざした博物館ですね。