ダンゴ虫なのに虫(昆虫)じゃないという不思議な生き物ダンゴムシ。今回はダンゴムシの不思議に迫っていきます。
ダンゴムシの不思議
ダンゴムシとワラジムシ
小さい頃誰もが夢中になって拾い集めたダンゴムシ。BB弾に似ているから、エアーガンで打ってみたこともあったダンゴムシ・・・ごめんなさい。ちなみに、上の写真はダンゴムシとダンゴムシによく似たワラジムシのツーショット。左がワラジムシで右がダンゴムシになります。ワラジムシの方が平べったいですね。ツンツンしたときにまるまるのがダンゴムシでダッシュで逃げるのがワラジムシです。
ダンゴムシの観察方法
ダンゴムシの腹側を観察するのは大変です。セロハンテープを使うとうまく観察できると教わりました。足を数えることもできます。
拡大図ジタバタしているので数えるのも一苦労。静止画でも苦労します。数えられますか?
1、2、3・・・7対14本だ
↑図鑑で見たダンゴムシ。7対14本であってました。
ダンゴムシの迷路実験
ダンゴムシといえば迷路実験。方眼紙を切って作った迷路をダンゴムシに挑戦してもらいます。
4つくっつけると大迷路の完成!
中心部分から、ヨーイ、スタート!
テクテクと順調に迷路を進んでいくダンゴムシ。余裕綽々だったが・・・
突如怪獣の襲撃を受けます。焦ったダンゴムシはダッシュで逃げ去りました。
逃げ足の速さは天下一品です。
ダンゴムシは迷路の達人と言われますが、それは「障害物に当たると左右交互に曲がるという性質」があるからです。交替性転向反応というそうです。移動範囲をできるだけ広げるダンゴムシなりの作戦なんですね。ただし、ダンゴムシが前に左右どちらに曲がったかどうかを覚えている限界は数秒〜数十秒です。ダンゴムシにも賢さに差があるんですね。面白い実験だと思いました。