3年生、天体の月の単元で使える動画です。地球人にとって馴染みの深い天体である月。ただ夜空に浮かんでるだけ。なくなっても月見ができなくなるくらいじゃ?そう思っている人に是非見てもらいたい動画です。実は月がなければ地球は人が住めない惑星になってしまうようなのです。この動画では、月がなくなった場合地球にどのような影響があるのか分かりやすく解説されています。
もしも月がなかったら・・・
問題点は大きく2つあるそうです。
①月の引力によって遅くなっていた地球の自転のスピードが速くなる
万有引力の法則により、月と地球の間にも引力が発生しています。潮の満ち引きがいい例ですね。実はこの時月が海面を引っ張ることで地球の自転のスピードが抑えられているのです。 もし、月がなければこのブレーキがきかなくなり、結果として自転スピードが上がります。研究によると1日のサイクルは24時間から6時間ほどに短縮するそうです。地表は暴風に晒され、それまで引っ張られていた海も荒れ放題になるそうです・・・月は大切ですね。
②自転軸の角度が変わり、四季、昼夜、気温などのバランスが崩れる
地球の地軸の傾きは、さまざまな影響により23度ほど傾いています。そのため、太陽光が当たる角度に変化が生じ、日本には四季が訪れています。これは中学3年生で教える内容ですね。この地軸の傾きに月が一役買っているということを知っている先生は少ないのではないでしょうか?月がないとこの地軸の傾きが変わります。どのように変わるのかはわかりませんが、地球に大きな影響を与えることは避けられません。・・・怖いですね。
ということで、月の大切さがわかる動画でした。次にお月様を見つけたときは一言
「お月様のおかげです。ありがとうございます。」
と言いたいと思います。