すさみ町立エビとカニの水族館(⇦ホームページへのリンク)
博物館ネタです。授業で使えるというわけではないので興味のある方だけ読んでいただければ思います。
エビとカニの水族館
土日を利用して和歌山県すさみ町にある「エビとカニの水族館」に行ってきました。道の駅すさみに隣接して作られています。入館料は大人800円、小・中学生500円、幼児300円です。このエビとカニの水族館ですが、日本一貧乏な水族館として話題になったこともあるそうです。一時は資金難から、廃館の案がでたり、町立ではなく海立になったことも・・・(笑)そんな「エビとカニの水族館」ですが、和歌山県の高速道路が延長され、現在はすさみが終点。しかも降り口すぐに道の駅に隣接した形で移転ということもあり、お客さんもたくさんいました。面白い展示がたくさんあったのでご紹介します。
入ってすぐの水槽でタカアシガニがお出迎えしてくれます。私は大阪出身なので遠足で海遊館によく行きました。小さい頃に初めてタカアシガニを見たときは、その大きさと顔の怖さに泣きそうになったのを覚えています(笑)
この水族館の特徴はお金がないこと。そのため各水槽にはサポーター(スポンサー)がついています。お金を払えば誰でもサポーターになることができます。水槽の横に自分の名前が貼られるのは嬉しいですね。全国でも数少ない水族館ではないでしょうか。
気になる生物
① セミエビ
セミエビの目の離れ具合が最高だと感じました。ちょっとカピバラさんに似てるかも。かわいいです。いずれ、セミエビブームが来るかもと1人で考えていました。
②真っ白なカニ
真っ白なカニです。水槽を見ながら妻が
「・・・茹でたら赤くなるんかなぁ?」
とつぶやいていました。よくみると説明書きにちゃんと茹でても赤くならないと書かれていました。
このカニは、毎日毎日お客さんから「茹でたら赤くなるのか?」といい続けられているのかと思うと少し切ない気持ちになりました。笑
③モンハナシャコ
とても綺麗なシャコでした。シャコの肘打ちは強力で怪我をすると書かれていました。前にテレビでシャコのパンチ力がすごすぎて、海水が沸騰するという動画をみたことがありました。シャコのすごさを改めて痛感しました。
④クリスタルヤドカリ
一番印象に残ったのがこの「クリスタルヤドカリ」です。貝の代わりにガラス製の貝の模型に住んでいます。ヤドカリのお腹は図鑑でしか見たことがなかったので興奮しました。妻いわく、ヤドカリはいい家だとわかると、そこに先着のヤドカリがいても、貝を奪い取るそうです。しかも、貝のサイズが体に合わないときも気に入った貝なら無理して潜り込むそうです。なんだか、人間みたいですね。気に入った服があったもののサイズが小さいのしかない。でも、どうしてもその服が欲しいから、無理して体をねじ込む・・・切ないなぁ。
丸見えなのは気づいているのかい?
見ちゃいや〜ん!
ということでエビとカニの水族館でした。続いては番外編を書きたいと思います。楽しいエビとカニの水族館。お近くを通る際には是非お立ち寄りください。