デジタル人体模型アプリ「ヒューマン・アナトミー・アトラス」が期間限定価格になって登場しました。通常3000円と手を出しにくいアプリでしたが110円(iOSは120円)ということで早速ダウンロードしました。今回は授業で使えるかどうかという観点でアプリを見ていきたいと思います。
ヒューマンアナトミーアトラス2017エディションは、簡単に人体の神秘に触れることができるアプリです。android版が110円。iphone版が120円とうい衝撃の値下げです。
人体模型のフル3Dデータということで、アプリのダウンロードにはWifi環境が必須です。Wifiでも5分程度かかりました。
早速アプリを開いてみました。領域別、はたらき別、断面図など、分類分けされており、みたい部分がすぐにわかります。授業で使う問題点としては一つ一つの読み込みに時間がかかることが挙げられます。特に、アプリの起動に時間がとられるので、授業で使う際はあらかじめ起動しておくほうがいいと思います。
2年生、感覚器の授業で使えそうな3Dデータを見てみました。
美しい3Dの立体模型です。画面をスクロールすると自由に角度を変えることができます。もちろん拡大縮小もできます。
こちらは耳の立体構造。大きさがよくわかりますね。
上の図を拡大したものです。拡大してもとてもきれいです。
こちらは筋肉です。2年生の運動器官の内容で使えそうです。ほかにも筋肉の動きという項目があります。
筋肉の動きの素晴らしいところは、筋肉の伸縮を見せることができるところです。
ヒューマンアナトミーアトラスは、3Dモデルだけでなく動画コンテンツも充実しています。
上の図は「対になった筋活動」です。他にも「赤血球」「心機能」「呼吸」など授業で使えそうなものがたくさんあります。
海外製のアプリですが、日本語字幕がついているのがありがたいですね。
授業で使うだけでなく個人的にも楽しめる人体模型アプリ「ヒューマンアナトミーアトラス」。110円(120円)なら絶対買いです。androidをお持ちの理科の先生はぜひ使ってみてください。