子どもに見せたい動画66「世界に誇れる日本の給食」

日本ではどこの学校でも当たり前のように見られる給食や掃除の光景。でも、これって海外の人からするとすごい光景みたいです。この動画は再生回数700万回超、日本の学校教育に世界から驚きの声が上がっているのです。

世界に誇れる日本の給食!

食べるときは
「いただきます」
食べ終わったら
「ごちそうさま」
食事は残さず、使った食器は自分で片付ける。
日本では当たり前のこの文化。しかし、海外ではこんな礼儀正しい民族がいるとは驚きのようです。
両親のしつけや学校教育を誇りに思っていいんですね。この動画はニューヨーク在住の環境活動家であり、ドキュメンタリー映像作家の佐竹敦子さんが製作したものです。彼女は自身の子どもが通っているアメリカの学校の給食を見てショックを受けました。
食べ残しは当たり前、ゴミは捨てない、床は散らかり放題・・・
こんな現状に問題を感じた佐竹さんはニューヨークの給食管理部長と幹部に日本の「学校教育」の映像を見せることになりました。
その映像はアメリカの学校教育に携わる者にとっては驚くことばかりだったそうです。
  • 授業の始めと終わりに礼をする
  • 給食を自ら配膳する子どもたちの姿
  • 掃除も子どもたちで行い、床は雑巾掛け
佐竹さんによると、信じられないといった顔をして映像に見入っていたそうです。ただ、「お腹を満たすため」に食べるのではなく、給食や掃除も学びの場としている日本の学校教育は世界に誇れるものだということを感じました。
給食管理部からは
「ニューヨークの学校でここまでやるには時間がかかるかもしれないけど、とにかく始めないことには前には進めない」
といった前向きなコメントをもらえたそうです。
佐竹さんの活動が実を結んだんですね。
この動画は7ヶ国語に翻訳され世界中で賞賛を浴びているそうです。
子どもたちにこの動画を見せて、日本の素晴らしさを感じてもらいたいと感じました。
窪田 一志

1986年生まれ、近畿大学農学部卒業、学びエイド認定鉄人講師、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成課程修了、MIE(Microsoft Innovative Educator 2022)取得、Apple Teacher 家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪府の公立中学校で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。 教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。 ブログのアクセス数は月10万pvを超え、中学理科の授業情報をまとめた書籍「100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100」を明治図書から出版。また、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。 先生向け情報サイト「ふたばのブログ」の他、反転学習や、家庭学習に利用できるオンライン学習サイト「ふたば塾」、中学理科の授業動画を中心としたYoutubeチャンネル「ふたば塾」を運営。 記事執筆、研修・講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。 【著書】 100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100[明治図書出版] 授業力&学級経営力2023年12月号(記事執筆)[明治図書出版] 【協力実績】 株式会社 NHKエデュケーショナル 国立科学博物館 株式会社Gakken 日本テレビ「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」 株式会社 朝日新聞社 企画事業本部文化事業部 株式会社 高純度化学研究所 株式会社 アスウム 株式会社 学映システム 株式会社リバネス(教育応援VOL55) 株式会社ジヤトコ 富山県教育委員会「とやま科学オリンピック」 東京学芸大学 理科教育学分野 高知大学教育学部附属小学校 横須賀市立浦賀中学校 田尻町立中学校 順不同 Apple Teacher MIE(Microsoft Innovative Educator)