授業で見せたい動画43「生ゴミからガスを作る家庭用エコシステム」

3年生は、進路決定に向けてバタバタと忙しい毎日だと思います。単元はもう終わりましたか。ふたばは、大急ぎで単元を進めています。ダメダメですね(笑)多くの3年生の先生方は、最後の単元である「自然と人間」か「環境と人間」を終えて復習や受験対策を行っているのではないでしょうか?

今回は最後の 単元である「自然と人間」で使える動画をご紹介します。

HomeBiogas-Turn Your Waste into Energy

用の生ゴミから堆肥が作れるコンポストは昔からありました。しかし、技術は進化して、生ゴミからバイオガスを生み出すことができるようになりました。それがこちらの「homebiogas」です。
↑家庭用とあってコンパクトです。
↑組み立ても2、3時間でできるそうです。
仕組みは、仕事の単元の発電でふれるバイオガス発電の家庭版ですね。
↑生ゴミをhomeb
iogasに入れて発酵させることでメタンガスを発生させるというものです。

ゴミがボックスの下部に収納されると、そこから出たガスがフィルタリングされて蓄積。パイプを通じてキッチンへと運ばれる仕組みです。残った生ゴミは堆肥として利用できます。コンポストと同じですね。
ミルク・肉・野菜・動物の糞など、消化できるのは1日に6リットルまでです。
1kgの生ゴミから200リットルのガスを作ることができるそうです。これはコンロ1時間分に相当するそうです。
日本人は特に生ゴミを多く排出しています。聞いた話によると、日本が外国から輸入している食べ物の量と廃棄している食べ物の量は同じとのこと・・・ありえないですね。生ゴミからガスを生み出すこのような技術の発展は素晴らしいことですが、まずはゴミを減らすことから考えなければならないと感じました。
窪田 一志

1986年生まれ、近畿大学農学部卒業、学びエイド認定鉄人講師、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成課程修了、MIE(Microsoft Innovative Educator 2022)取得、Apple Teacher 家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪府の公立中学校で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。 教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。 ブログのアクセス数は月10万pvを超え、中学理科の授業情報をまとめた書籍「100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100」を明治図書から出版。また、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。 先生向け情報サイト「ふたばのブログ」の他、反転学習や、家庭学習に利用できるオンライン学習サイト「ふたば塾」、中学理科の授業動画を中心としたYoutubeチャンネル「ふたば塾」を運営。 記事執筆、研修・講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。 【著書】 100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100[明治図書出版] 授業力&学級経営力2023年12月号(記事執筆)[明治図書出版] 【協力実績】 株式会社 NHKエデュケーショナル 国立科学博物館 株式会社Gakken 日本テレビ「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」 株式会社 朝日新聞社 企画事業本部文化事業部 株式会社 高純度化学研究所 株式会社 アスウム 株式会社 学映システム 株式会社リバネス(教育応援VOL55) 株式会社ジヤトコ 富山県教育委員会「とやま科学オリンピック」 東京学芸大学 理科教育学分野 高知大学教育学部附属小学校 横須賀市立浦賀中学校 田尻町立中学校 順不同 Apple Teacher MIE(Microsoft Innovative Educator)