NASAとミシガン大学の共同開発により、自然治癒する「壁」が開発されました。まるでSFのような話ですが、蓋を開けてみるとその構造はとてもシンプル。仕組みは「人間の皮膚」と同じです。
ポリマーで作られた壁の中には、酸素に触れると凝固する特殊な液体が入っています。壁が損傷すると当然液体が外へと漏れだしますが、その瞬間急速に凝固し新たな壁へと再生して代わります。つまりは、人間の皮膚と血液の役割と同じ。しかし、傷がふさがるスピードは1秒とかからないそうです。すごい時代になりました。割れても自己回復するガラスがあれば即学校に導入してもらいたいものです。