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子どもに見せたい動画44「障がい者≠感動 ステラヤング」

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TEDのステラヤングさんのスピーチです。障害者に対する私達の意識について問題提起をするこのスピーチはぜひ先生方に見てもらいたいです。

障がいは感動の対象ではない

 コメディアンでジャーナリストのステラ・ヤングさんは、車椅子で生活をしています。
ステラさんが伝えたいことは、

「障がいは、感動の対象ではない」

ということです。彼女が15歳のとき、地元のコミュニティから功績賞にノミネートしたいという申し入れがありました。彼女の両親は

「非常ありがたいのですが、一つ大きな間違いがあります。彼女には何の功績もありません。」

と答えました。

障害ポルノとは

彼女がメルボルンの高校で法学の授業を行っていたとき、ある生徒が彼女に
「感動できるスピーチはいつ?」
と聞きました。その生徒には、

「障がい者は感動のスピーチをするものだ」

という勝手なイメージがあったのです。
彼女はまた、障がい者の写真とともに

「諦めるな」

のような標語をつけることがよくあるが、これもおかしいと言っています。
彼女は、このような事例を

「障がいポルノ」

と批判しています。障害者を感動の対象として扱うことです。人としてではなく、

「健常者に勇気を与えるため」

の道具として扱うことです。
彼女が望む世界は、

「障がいが特別視されるのではなく、普通だと思われる世界」
「15歳の少女がテレビを見ているだけで功績賞にノミネートされない世界」
「障がい者に低い期待を持たない世界」
「障がいをもっているだけで賞賛されない世界」
「障がいをもつ人が真の成果で評価される世界」
「高校の教師が車椅子に載って法学を教えていても微塵も動じない世界」

です。私自身、考えさせられました。
24時間テレビでも障害者を感動の対象として視聴率を稼いでいますね。このスピーチは日本語字幕付きもあるのでぜひ見てみてください。
日本語字幕付きのホームページ↓
 

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自己紹介(PROFILE)

窪田 一志

窪田 一志

1986年生まれ、近畿大学農学部卒業、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成課程修了
家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。
教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。
ブログのアクセス数は月7万pvを超え、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。記事執筆、研修・講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

【著書】
100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100[明治図書出版]

【協力実績】
株式会社 NHKエデュケーショナル
株式会社 朝日新聞社 企画事業本部文化事業部
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東京学芸大学 理科教育学分野
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