ろうそくから出る煤には水を弾く性質がある。これをたまごの表面に真っ黒になるまで十分に付着させ、水中に入れると、たまごの表面に空気の薄い層ができる。この状態を観察すると、たまごの外縁部は銀色に光り、中心部には黒い表面が見られる。 これは、たまごの外縁部に向かう光が全反射を起こし、鏡に近い状態になっているためである。また、たまごの中心部が黒く見えるのは、外縁部に比べて光の入射角が小さく、たまごの黒い表面まで光が達することができるためである。
うーん、解説を読んでも今一ピンと来ませんね(笑)簡単に説明します。
①卵の周りに空気の層ができる。
②外縁部では、入射角が大きく鏡のように全反射する。(透明に見える部分)
③中心部は、入射角が小さく全反射が起きないのでそのまま光が反射する。(黒い小さい卵が見える部分)
ということでしょうか?何はともあれ面白い実験です。始めてこの実験を思いついた人はどんな人なんでしょうね。偶然から生まれた実験かもしれません。いくつになってもこのような実験に心がときめくことのできる少年の心を持ちたいですね。
↑ススをつけた卵を水につけると•••