ソニーがペルチェ素子を使った着られるエアコンを開発!

ペルチェ素子といえば、エネルギー変換の授業ででてくる電気エネルギーを熱エネルギーに変換したり、熱エネルギーを電気エネルギーに変換できる装置。授業ではさらっと流しがちなペルチェ素子ですが、今回ソニーがペルチェ素子を使った着られるエアコンを開発したという情報をゲットしました。

ペルチェ素子を使った着られるエアコン

ソニーはクラウドファンディングでお金を集め、首を暖めたり冷やしたりできるウェアラブルデバイス「REON POCKET」(レオンポケット)を開発をすると発表しました。目標金額は6600万円で、目標額に達したら支援者に製品を発送するそうです。

服首元に埋め込むペルチェ素子

授業で使うペルチェ素子より大きめのようです。

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↑授業で使われるペルチェ素子

服にはペルチェ素子をはめるポケットがついているようです。ペルチェ素子は電流を流すことで片面が発熱、もう片面が冷却するという特徴があります。ということは、ペルチェ素子を反転させることで夏は冷却、冬は加熱と季節に関係なく使えるということになります。そう考えると便利ですね。本体のサイズは54(幅)×20(奥行き)×116(高さ)ミリ、重さは85グラム。リチウムイオン充電池を内蔵し、2時間の充電で連続約90分間使えるそうです。安全面に配慮して、30分間使うと自動で停止するようになっている。スマホのアプリで電源や温度を操作できるようです。未来ですね。ということでペルチェ素子をつかったウェアラブルデバイス「REON POCKET」のご紹介でした。エネルギー変換の授業でぜひ生徒に見せたいと思いました。

窪田 一志

1986年生まれ、近畿大学農学部卒業、学びエイド認定鉄人講師、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成課程修了、MIE(Microsoft Innovative Educator 2022)取得、Apple Teacher 家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪府の公立中学校で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。 教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。 ブログのアクセス数は月10万pvを超え、中学理科の授業情報をまとめた書籍「100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100」を明治図書から出版。また、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。 先生向け情報サイト「ふたばのブログ」の他、反転学習や、家庭学習に利用できるオンライン学習サイト「ふたば塾」、中学理科の授業動画を中心としたYoutubeチャンネル「ふたば塾」を運営。 記事執筆、研修・講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。 【著書】 100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100[明治図書出版] 授業力&学級経営力2023年12月号(記事執筆)[明治図書出版] 【協力実績】 株式会社 NHKエデュケーショナル 国立科学博物館 株式会社Gakken 日本テレビ「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」 株式会社 朝日新聞社 企画事業本部文化事業部 株式会社 高純度化学研究所 株式会社 アスウム 株式会社 学映システム 株式会社リバネス(教育応援VOL55) 株式会社ジヤトコ 富山県教育委員会「とやま科学オリンピック」 東京学芸大学 理科教育学分野 高知大学教育学部附属小学校 横須賀市立浦賀中学校 田尻町立中学校 順不同 Apple Teacher MIE(Microsoft Innovative Educator)