ペルチェ素子といえば、エネルギー変換の授業ででてくる電気エネルギーを熱エネルギーに変換したり、熱エネルギーを電気エネルギーに変換できる装置。授業ではさらっと流しがちなペルチェ素子ですが、今回ソニーがペルチェ素子を使った着られるエアコンを開発したという情報をゲットしました。
ソニーはクラウドファンディングでお金を集め、首を暖めたり冷やしたりできるウェアラブルデバイス「REON POCKET」(レオンポケット)を開発をすると発表しました。目標金額は6600万円で、目標額に達したら支援者に製品を発送するそうです。
授業で使うペルチェ素子より大きめのようです。
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服にはペルチェ素子をはめるポケットがついているようです。ペルチェ素子は電流を流すことで片面が発熱、もう片面が冷却するという特徴があります。ということは、ペルチェ素子を反転させることで夏は冷却、冬は加熱と季節に関係なく使えるということになります。そう考えると便利ですね。本体のサイズは54(幅)×20(奥行き)×116(高さ)ミリ、重さは85グラム。リチウムイオン充電池を内蔵し、2時間の充電で連続約90分間使えるそうです。安全面に配慮して、30分間使うと自動で停止するようになっている。スマホのアプリで電源や温度を操作できるようです。未来ですね。ということでペルチェ素子をつかったウェアラブルデバイス「REON POCKET」のご紹介でした。エネルギー変換の授業でぜひ生徒に見せたいと思いました。