以前大きなクリップモーターの作り方について記事にしました。
「大きなクリップモーターが作れるなら大きな二極モーターも作れるのでは?」
ということで作ってみました。
大きな二極モーター作りで整流子を学ぶ
二極モーターを理解させるのは本当に難しいです。物理現象を理解する最も簡単な方法は・・・実際に作ってみること!ということで二極モーターを作ってみました。ポイントとなるのは整流子とブラシです。子どもに分かりやすいようにフィルムケースを使って大きく作りました。
整流子
太めのエナメル線(1mm)を15回程度巻いてコイルを作ります。整流子はフィルムケースにダイソーの銅箔テープを貼って作りました。
ブラシ
ブラシはいろいろ試した結果、太めの導線の外膜を剥いで銅線をほぐしたものが良いことがわかりました。
↑こんな感じです。上下に磁石を置いて電流を流すと・・・
二極モーターを動かしてみた
回りましたー!
二極モーターを手作りしたのは初めてだったのでとても嬉しかったです。
整流子とブラシ
整流子とブラシを拡大したものです。半回転するごとにコイルに流れる電流の向きが逆になっていることがわかります。電流を落としてゆっくり回すとより分かりやすいです。簡単に回ったように見えるかもしれませんが、試行錯誤の連続でした。特にブラシには1時間以上かかりました。やはり、何かを作るのが1番思考力を働かせますね。
少し大変でしたが、回った時は感動します。春休みなどを利用してぜひ作ってみてください。