前回につづき教具ネタです。理科では分数を使わずに少数で答えます。でも、実際に計算をするときには、分数で考えて約分をしてから「分子÷分母」をするのが一番簡単に計算する方法だと思います。やっぱり分数は便利ですよね。でも、勉強を苦手とする生徒の多くが分数が嫌いです。分数ができないからと分数が問題に出たとたんに問題を読まずに諦める生徒もいます。これはとてももったいないことです。分数のつまづきは小学生時代に起きています。それだけに根が深い。今回はそんな分数をカードゲームを使って楽しく学べる「分数大好き」をご紹介します。
分数大好きは、通分や約分を使って遊ぶカードゲームです。
ルールは5枚の手札を条件に従って順番に捨てていき、先になくなったほうが勝ち!
最小公倍数を使い、通分セットを作って一気に捨てる!!などゲームを楽しみながら、分数を学ぶことができます。教室に置いておけば、勝手に遊びながら学習してくれるかもしれません。
小学校では、授業の中でクラス全体を巻き込みながらやってみても面白いかもしれませんね。
分数を楽しみながら学べる「分数大好き」。クラスでやってみてはいかがでしょうか?