実験方法
3000回巻きのコイルにパーマロイと呼ばれる合金を磁芯にします。地球を大きな磁石と考えた場合コイルの磁界が変化する方向にひねります。
南北にひねると電流が流れます。(検流計の針が振れます)
伏角と垂直に捻ってもコイル内の磁界は変化しないため電流は流れません。
面白い実験です。
同様の実験をコイルの巻き数を少なく、パーマロイ合金なしで行う方法もあります。コイルではなく、地磁気を大きくするために、コイルの大きさを大きくします。
同様に南北に振ると電流が流れます。
伏角に垂直に降っても電流は流れません。
微量ですが、導線を振るだけでも回路に電流が流れていることがわかりました。これってすごいことですよね。地球と電流の不思議さを感じられる実験だと思いました。