アルカリマンガン乾電池を高分子吸水ポリマーを使って作ってみました。
アルカリマンガン乾電池をつくってみよう
①正極剤
正極剤は酸化マンガンと純水でつくります。始めにゲル化した純水を作ります。高分子吸水ポリマー0.3gに純水を100mlいれます。高分子ポリマーはおむつから取り出します。※超大変です。
高分子ポリマーは自重の数百倍から数千倍の水を吸収できるそうです。
酸化マンガンと純水(高分子ポリマー)を薬さじの小さじで一杯ずつとります。
負極剤
負極剤は亜鉛粉末と水酸化カリウムです。水酸化カリウムはとても危険な薬品なので高分子ポリマーに吸収させると取り扱いやすくなります。ゲル化した水酸化カリウムを作るには高分子吸水ポリマー2.7gに水酸化カリウム水溶液50mlの割合で注ぎます。
こちらも薬さじで小さじ一杯ずつとります。
正極剤、負極剤ともによく混ぜ合わせます。
左が正極剤、右が負極剤です。
下から順に亜鉛版、負極剤
セパレーターとしてキッチンペーパーを使います。
正極剤
亜鉛版と重ねればアルカリマンガン乾電池の完成です。
うーん、思ったような電圧は得られません。
金属が触れ合う面積や溶液の濃度の問題かもしれません。改良の余地ありですね。もっといいやりかたがあれば教えてください。