3年生、エネルギーの変換の単元で使える面白い実験です。
エネルギー変換の面白実験
上の写真のように電池でLED(発光ダイオード)を繋ぎます。この回路にはイヤホンジャックがと抵抗器が組み込まれています。こうすることでイヤホンジャックを音楽プレーヤーに繋ぐと、音に合わせて電流量が変化して、LEDの発光の様子が変化していくはずです。
このLEDの光をソーラーパネルで受け止めてアンプのついたスピーカーにつなぐと
♩〜♪♫〜♬〜
と音楽が流れ始めました。
音エネルギー→電気エネルギー→光エネルギー→音エネルギー
のエネルギー変換です。
手で光を遮ると音は流れなくなります。
少ない電流量で音を出せるセラミックイヤホンを使えばアンプは必要ありません。
受信機(左)と送信機(右)
この状態でも1メートル程度なら送受信できますが、さらに遠くまで飛ばす方法があります。中学校一年生で学んだ内容です。
光エネルギーを遠くまで飛ばすには
そう、レンズです。光を集めて光電池に当てることで10メートル程度は飛ばすことができます。
送信機、受信機ともに光を平行にすることで1kmでも成功させることができるそうです。歴代の先生の中には8kmの大記録を樹立した先生といたとか・・・もはやギネスですね。ここまで距離を伸ばすと山と高いビルなどで実験を行わないといけないそうです。事物現象を追求していく姿勢に驚かされました。まさしく探求活動ですね。