2018年1月31日は皆既月食

2018年1月31日は、日本全国で月食を見ることができます。

部分食の始めから終わりまでを見ることのできる、たいへん条件のよい皆既月食が起こります。

Super Blue Blood Moon

皆既月食中、月は真っ黒に見えなくなるわけではありません。屈折率の関係で赤色に見えます。アメリカではSuper Blue Blood Moon(青い血の月)と呼ばれているそうです。なんだか怖いですね。歴史書にも不吉な予兆として書かれている事が多いです。確かに昔の人にとって、急に月が欠けていき全部欠けたと思ったら赤い月が現れるなんて恐怖以外の何ものでもないですもんね。

月は夜の8時48分に欠け始め、9時51分には完全に欠けて皆既月食になります。皆既月食は1時間17分続き、11時8分には輝きが戻り始め、夜中の12時12分に元の丸い形となるようです。

部分食の始め 1月31日20時48.1分
皆既食の始め 21時51.4分
食の最大(食分) 22時29.8分(1.321)
皆既食の終わり 23時08.3分
部分食の終わり 2月1日0時11.5分
今から楽しみです。中学3年生はちょうど天体の単元ではないでしょうか。ぜひ授業で声をかけてあげてください。

NASAは月の映像をリアルタイムでストリーミング配信しています。曇っていたり雨の場合はストリーミング配信で見てみてください。

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リアルタイムの月の映像(NASA)

窪田 一志

1986年生まれ、近畿大学農学部卒業、学びエイド認定鉄人講師、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成課程修了、MIE(Microsoft Innovative Educator 2022)取得、Apple Teacher 家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪府の公立中学校で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。 教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。 ブログのアクセス数は月10万pvを超え、中学理科の授業情報をまとめた書籍「100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100」を明治図書から出版。また、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。 先生向け情報サイト「ふたばのブログ」の他、反転学習や、家庭学習に利用できるオンライン学習サイト「ふたば塾」、中学理科の授業動画を中心としたYoutubeチャンネル「ふたば塾」を運営。 記事執筆、研修・講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。 【著書】 100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100[明治図書出版] 授業力&学級経営力2023年12月号(記事執筆)[明治図書出版] 【協力実績】 株式会社 NHKエデュケーショナル 国立科学博物館 株式会社Gakken 日本テレビ「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」 株式会社 朝日新聞社 企画事業本部文化事業部 株式会社 高純度化学研究所 株式会社 アスウム 株式会社 学映システム 株式会社リバネス(教育応援VOL55) 株式会社ジヤトコ 富山県教育委員会「とやま科学オリンピック」 東京学芸大学 理科教育学分野 高知大学教育学部附属小学校 横須賀市立浦賀中学校 田尻町立中学校 順不同 Apple Teacher MIE(Microsoft Innovative Educator)