他の友達に「一緒に遊ぼう。」と声をかけづらいときや、遅れて到着して遊び相手が見つからないときに座る場所なんです。緑色のベンチに座る姿を見た周囲の誰かが、遊びに誘ってくれるという仕組みです。
テレビのレポーターが試しにベンチに座ってみたところ、男の子がスグに駆け寄ってきました。
小学校の子どもたちの話によれば、ベンチに座ると、いつも数分で誰かが遊びに誘ってくれるとのこと。みんな「バディ・ベンチ」の意味を理解していて、しっかり活用されています。理由が単純明快だからこそ、素直に声をかけられるのかもしれません。
日本でも取り入れたい面白いアイデアですね。うーん・・・逆にいじめに繋がってしまうかもしれないので、難しいですかね。
じつはこのアイデア、2013年当時まだ10歳だった小学生によって考えられたもので、地元メディアに取り上げられたことをきっかけに世界中で話題になったそうです。
今ではアメリカだけでも2,000校以上に設置され、大活躍しているベンチとのこと。素敵なコミュニケーションツールですね。
でも、「遊ぼう」とか「入れて」の一言が言えない子どもが本当に増えたと思います。スマホが普及して言葉によるコミュニケーション能力が落ちたせいだと私は考えています。緑色のベンチもいいですが、私はどちらかというと言語コミュニケーション能力を高めていきたいと感じました。