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格安ICT機器、100インチペーパースクリーン

iCT機器の導入が全国的に進んでいますが、未だに配備されていない学校や教師の個人の機器が使われている学校もまだまだ多いのではないでしょうか?その原因として一番に挙げられるのが、お金の問題だと思います。iCT機器はとにかく高い!今回は、そんな風なお悩みをお持ちの方に100インチで1万円を切る紙空間プロジェクタースクリーンをご紹介したいと思います。

1万円以下のペーパースクリーン

紙空間

紙空間は、王子製紙グループの会社で紙製品・紙加工の技術をもっています。100インチで9500円という脅威の価格設定を可能にした理由は、スクリーンが布ではなく紙でできているからです。視覚野も広く多人数での視聴にも適しているそうです。
スクリーン表面は、紙製ならではのエンボス加工をすることにより光を拡散させ、ホットスポットを防ぎます。スクリーン裏面は黒く塗装されており、透過性と背後光を遮断し、スクリーンとしての完成度を高めています。紙製スクリーンの弱みである、たわみですが、布製スクリーンにはかないませんが、両サイドにフレームをつけることで対策されているようです。まぁ、学校教育でスクリーンを使う場合にたわみはあまり気にしませんもんね。上下のフレームも紙製にすることで軽量化も考慮されているそうです。
↑100インチのサイズです。80インチもあります。
学校で使うとなると気になるのはやはり強度ですね。ホームページではカットサンプルを送ってもらうことが可能なので、気になる方は実物を取り寄せることが可能です。

上で紹介したのは釣りっぱなしのタイプですが、もちろんスプリングタイプもあります。↑お値段は少し上がります。

まだ、学校にプロジェクタースクリーンがないという方は、新年度に向けてお求め安いペーパースクリーンを導入されてみてはどうでしょうか?

ということで驚き価格の紙製プロジェクタースクリーン紙空間のご紹介でした。
窪田 一志

1986年生まれ、近畿大学農学部卒業、学びエイド認定鉄人講師、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成課程修了、MIE(Microsoft Innovative Educator 2022)取得、Apple Teacher 家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪府の公立中学校で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。 教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。 ブログのアクセス数は月10万pvを超え、中学理科の授業情報をまとめた書籍「100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100」を明治図書から出版。また、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。 先生向け情報サイト「ふたばのブログ」の他、反転学習や、家庭学習に利用できるオンライン学習サイト「ふたば塾」、中学理科の授業動画を中心としたYoutubeチャンネル「ふたば塾」を運営。 記事執筆、研修・講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。 【著書】 100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100[明治図書出版] 授業力&学級経営力2023年12月号(記事執筆)[明治図書出版] 授業力&学級経営力2024年12月号(記事執筆)[明治図書出版] 【協力実績】 株式会社 NHKエデュケーショナル 国立科学博物館 株式会社Gakken 日本テレビ「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」 株式会社 朝日新聞社 企画事業本部文化事業部 株式会社 高純度化学研究所 株式会社 アスウム 株式会社 学映システム 株式会社リバネス(教育応援VOL55) 株式会社ジヤトコ 富山県教育委員会「とやま科学オリンピック」 東京学芸大学 理科教育学分野 高知大学教育学部附属小学校 横須賀市立浦賀中学校 田尻町立中学校 順不同 Apple Teacher MIE(Microsoft Innovative Educator)