実験①土と水の入った筒
二つの筒があり、一方には土、もう一方には水が入ってあります。カラスは二つの筒を見比べるとすぐに、水の入った筒に小石を投入していきます。水位が上がり、難なく餌をゲット!
実験②消しゴムと発泡スチロール
「見た目は同じ密度は違う、その名も消しゴム!」とコナン並みの推理をして消しゴムだけを筒にほりこんで行きます。これも難なくクリアです。
実験③密度の違うおもり
わずか10秒でカラスに軍配が上がりました。すごすぎるぜカラス!
実験③直径の異なる筒
はじめは直径の大きな筒に消しゴムを放り入れます・・・「あれ?あまり餌が浮いてこないなぁ・・・もしや!?」
という声が聞こえてきたとかこないとか
というわけで直径の小さい筒の方が水位が上がりやすいことを発見し、餌を手に入れました。いやぁ、ちゃんと考えてます。
実験④水位差のある直径の異なる筒
水位の低いが直径が小さい筒と水位が高いが直径の大きい筒。実験としては、「直径の小さい筒の方が水位が低くても早い」ということがカラスにわかるか調べたかったんだろうけど、カラスは直径の広い筒に消しゴムを連投。無事に餌をゲット。カラスにとっては餌がとれれば実験なんかどうでもいい・・・そらそうですね。
実験⑤U字型試験管
筒の底を見えないようにしたU字型試験管。しかし、カラスはこれもクリア・・・カラス恐るべし。
ということで人間よりもはるかに脳の小さいカラスに素晴らしい思考があることがわかりました。この動画を授業で見せた後、
「では、カラスに人間様の力を見せてあげましょう!」
と言って密度のプリントを配ったら、生徒は嫌がるだろなぁ・・・思った今日この頃でした(笑)