家庭科のテストで面白い問題が出されていたのでご紹介します。
親子の会話
(問題)
上の会話のような場合、親子が気持ちよく暮らしていけるようにするために、相手の立場を受け止め合いながら、「私メッセージ」で、続きの会話を考えて答えなさい。
この問題、テスト監督をしながら生徒の解答を見ましたが、生徒一人ひとり答えが全く異なります。家庭での親子の会話を垣間見ることができる問題だと感じました。
解答例①
母:あなたのことが心配なのよ
子:心配してくれてありがとう。勉強も頑張るから、部活も応援して。
↑理想的な家庭ですね。暖かい家庭愛を感じます。
解答例②
母:あんたのこと考えていっているのよ。
子:はーい!
↑いやいや、子どもいいなりやん!「私メッセージ」言うてるのに問題の意味わかってないやん!
解答例③
子:部活をやるから勉強が頑張れるねん。だから応援して。
母:いや、あんた口だけで全然勉強してないやん。あんたのこと思って言ってるねんで。
子:わかった。勉強も頑張るようにする
↑一度反抗するものの、大阪のオカンにはかなわないことを察してタジタジ(笑)
超、面白い!
この問題、面白いだけでなく、コミュニケーショントレーニングにも使えると感じました。
- 友達とのトラブル
- 親子喧嘩
- 付き合いはじめのカップル
など様々な場面を設定して、理想的な会話を考える。ある種のロールプレイですね。道徳や総合の授業で取り組みたいと感じました。