国際宇宙ステーションに空いた穴!あなたならどうする?

2018年の8月に国際宇宙ステーションの壁面に穴があくという緊急事態が発生しました。さてここで問題です。宇宙飛行士としてあなたはどのように行動するべきですか?

宇宙ステーションの壁面に穴が

国際宇宙ステーション(以下、ISS)で2018年8月壁に穴が空いて空気がもれだすという緊急事態が発生しました。CNETいわく8月28日の朝、乗組員たちは地上の管制センターから「ゆっくりと空気がもれている」という知らせで起床しました。常にモニタリングをしているセンターは、夜のうちに空気圧が減っていることに気付いたものの、危険性はないため乗組員たちに修理をさせることなく一晩寝かせることに決めていたそうです。なんか、思った以上に余裕です(笑)空気漏れの原因となっていた穴は、ソユーズMS-09に空いていました。発見したアレクサンダー・ゲルスト宇宙飛行士は、とにかく空気もれを食い止めようと思いある行動を起こしますその行動とは・・・

親指で穴を押さえる(笑)

元宇宙飛行士のクリス・ハドフィールド司令官のツイートに穴の写真が載せられています。

穴の大きさは2mm。最終的にはダクトテープエポキシパテを使って穴をふさいだそうです。海外のYouTuberが、その環境を擬似的に再現した検証映像を公開しています。底面に穴を開けたガラス瓶の飲み口から吸引する力をかけて指で押さえてみます。

瓶の中に水を入れて、吸引したら気圧差によって沸騰するのかも実験しています。最後にダクトテープで補修可能化も検証。面白いですね。余裕があれば授業で紹介しても面白いかもしれません。

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窪田 一志

1986年生まれ、近畿大学農学部卒業、学びエイド認定鉄人講師、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成課程修了、MIE(Microsoft Innovative Educator 2022)取得、Apple Teacher 家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪府の公立中学校で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。 教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。 ブログのアクセス数は月10万pvを超え、中学理科の授業情報をまとめた書籍「100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100」を明治図書から出版。また、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。 先生向け情報サイト「ふたばのブログ」の他、反転学習や、家庭学習に利用できるオンライン学習サイト「ふたば塾」、中学理科の授業動画を中心としたYoutubeチャンネル「ふたば塾」を運営。 記事執筆、研修・講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。 【著書】 100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100[明治図書出版] 授業力&学級経営力2023年12月号(記事執筆)[明治図書出版] 【協力実績】 株式会社 NHKエデュケーショナル 国立科学博物館 株式会社Gakken 日本テレビ「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」 株式会社 朝日新聞社 企画事業本部文化事業部 株式会社 高純度化学研究所 株式会社 アスウム 株式会社 学映システム 株式会社リバネス(教育応援VOL55) 株式会社ジヤトコ 富山県教育委員会「とやま科学オリンピック」 東京学芸大学 理科教育学分野 高知大学教育学部附属小学校 横須賀市立浦賀中学校 田尻町立中学校 順不同 Apple Teacher MIE(Microsoft Innovative Educator)