11月17日に「獅子座流星群」がやってきます。今回は、11月12日からやってきている、牡牛座流星群と合わせて、2つの流星群を同時に観測することができる珍しい機会です。
牡牛座流星群と獅子座流星群
牡牛座流星群も獅子座流星群も「火球」が多く、とても見応えのある流星群で有名です。2001年に日本で大出現を見せた獅子座流星群は1時間換算での流星数が最大で約5000個にもなった大流星群でした。
気になる観測への空のコンディションですが、全国的に雲が多く厳しい条件だが、太平洋側ほど観測のチャンスがあるとなっています。日本海側や沖縄では雲が多くなると見られているが、雲に隙間が出来る可能性があるので、流星を見られるチャンスはあります。
観測のコツ
気になる観測へのコツですが、厳密に言えば東の空に昇る「獅子座」の方向を中心に、空全体を幅広く眺めるのがよいそうです。しかし、
流星が発光する位置は様々で、他の流星群と同じように基本的にはどの方向を見ても同じ。迷った時には、「その場所で一番見晴らしのいい方角」に向けば見えるようです。
牡牛座、獅子座とダブル流星群が楽しみですね。