今回はふたばが一番好きな科学おもちゃ「ラジオメーター」について書いていきます。太陽光の熱によってクルクルとまわる姿はいつまで見ていても飽きません。見たことがある人は多いと思いますがその仕組みを説明できる人は少ないのではないでしょうか。それではラジオメーターの不思議な世界をのぞいてみましょう。
ラジオメーターで熱運動を考える
ふたばの一番好きな科学オモチャがラジオメーターです。
日向に置くとクルクルと勢いよく回るラジオメーター。一見なんの動力もないのになぜ動くのか。
その仕組みは中にある金属板にあります。よく見ると一面が黒色に塗られていますね。金属板の両面で色を変えることで金属板の両面に温度差ができます。温度が高いところでは空気は膨張します。膨張する理由は空気の粒が熱運動を起こしてたくさん周囲にぶつかるからです。そう、このガラス内には少しだけ空気が入っていて黒色の金属板には空気の粒が他面よりたくさんぶつかるんです。クルクル回る理由がわかりました。理由がわかってもやっぱり面白いですね。ちなみにクルックス管の羽根車が回るのも同様の理由です。昔は電子の粒が質量を持っているため羽根車を回すと考えられていたのですが、電子が本当に羽根車を動かすほどほ力をもつのか疑問を持った人がいました。そして、完全な真空状態で放電したところクルックス管の風車は回らないということを突き止めたそうです。周知の事実だと思われていたことを疑うって科学にとってとても大切だと改めて感じました。
ラジオメーターいっぱい(^∇^)
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