アメリカ、大手ハンバーガーショップのバーガーキングが制作したイジメ防止の動画が話題になっています。
動画は、バーガーキングの店内の様子から始まります。子どもたち同士のテーブルで何やら不穏な空気が・・・明らかに一人の子どもがいじめられています。
あなたならどのように対応しますか?
バーガーキング店内で、気づいていても声をかける大人はいません。しばらくしてその大人がハンバーガーを買いにきました。注文したハンバーガーはなんと・・・グシャグシャに潰されていました。ほとんどの客が店員に対してクレームをつけます。そこへ近づく店長。そして一言
店長「あなた、このハンバーガーをイジメた?」
店員「はい」
客 「・・・」
ハンバーガーがいじめられたらほとんどの大人がクレームをつけるのに、子どもがいじめられても多くの大人が見て見ぬふりをする。
この現実をどうにかしなければならない!そんな思いでつくられた動画です。
やっぱり他人事になってしまうんですね。でも、いざ自分ならどうするか?と言われたらなかなか動くのは難しいものです。色々考えさせられる動画だと感じました。
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この動画は、傍観者効果にもつながると思います。傍観者効果については下の記事をご覧ください。道徳的実践力が求められていますが、この動画はまさしく道徳的実践力について提起しています。教師としてではなく、一大人として、正しい道徳的実践力をもちたいと思いました。