今回はピエロのおもちゃを使って重心を考える方法について書いていきます。
ピエロの大道芸から重心を学ぶ
ピエロのヤジロベー
どう考えてもおかしいですよね。腕の先に鉛のボールがあるので重心は鼻先に調整されます。
・・・!?
重力を無視しているとしか思えません。
このようなおもちゃを見せることで子どもの理科に対する興味関心を高めることができると感じました。
同様の重心を使った雑貨に下のようなものもあります。
ワイン置き
こちらはワイン置きです。瓶は底の方が重いため重心が下部にあります。
オレンジ色の矢印で示した平らな部分で支えているので、重心はその真上の赤い矢印のあるあたりにあるはずです。少しずつ瓶を傾けると重心の位置を体感できます。
木の板に穴を開けるだけなので簡単に作ることができます。
技術の先生に端材をもらってきて、生徒に作らせても面白いですね。
パワーカタツムリ
これも重心を使ったおもちゃです。このカタツムリにベルトをかけると・・・
パワーカタツムリ!
パワーカタツムリがベルトを支えて落ちないんです。さすがパワーカタツムリ。
ぱっと見、信じられないですよね。このような重心を使ったおもちゃは意外と簡単に作れます。ピエロのおもちゃも同様のものを厚紙でつくることができます。ふたばが作った時はトンボのような形にしました。物理は理論で終わると面白くありません。少しでもいいので実験を取り入れた授業にしたいですね。