「学校をよくしていくのは、オセロと似ている。白と黒の戦い。でもオセロと違うところがある。それは、学校には白と黒だけでなく、灰色がいること。君たちリーダーは白。ほとんどの生徒は灰色。白にも黒にもなりえる。黒を白に変えるのは難しい。リーダーの仕事は灰色を白にすること。そうすれば、黒も灰色になっていくんだ。先生もできる限りの協力をするから、一緒に灰色を白にしていこう。」
子どもたちはたとえ話が好きです。この話をすると、子どもたちはいつも真剣に話を聞いています。そして、学校を良くする方法を一緒に考えてくれます。
前まではスターウォーズの
「暗黒面に落ちてはいかん」
「フォースを信じろ」
とヨーダの真似をして話をしていました。しかし、時代のせいかスターウォーズを知らない生徒が多くなりました。ヨーダになりきって一通り真似をしたところで生徒に
生徒A「先生、それ誰の真似?」
生徒B「意味わからへん」
私 「•••」
伝わらなければ意味がないのでスターウォーズのたとえ話はやめにしました(笑)
映画好きの私としては寂しいですね。ということで、最近はオセロに例えています。
その時その時の子どもの状況に応じて上手くたとえ話ができると、子どもの心に言葉がスーッと入っていくのがわかります。
面白いたとえ話があったら教えてくださいね。
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オセロのたとえ話し。なかなか面白い。目の付け所が、イイね。白で、挟んで白に、する?腐ったミカンを、思い出したけど、排除はダメだものね
チッチとサリーさん、コメントありがとうございます。
こんな話を生徒にしながら、班替えで黒の隣にリーダー(白)をおいて、灰色になってしまったときは、担任として責任を感じます。もっと勉強しなければ•••。
ミカンのたとえ話、金八先生の名シーンですよね。もちろん排除はだめ•••でも、本当にひどい時は一般の生徒を守るために一時的に必要な処置だとも思います。荒れる生徒も、周りを傷つけたいとは思っていないはずですしね。