身近なものを使った、酸とアルカリの実験を紹介します。
身近なもので酸とアルカリの実験
①ピカピカの銅を作る
酸の実験で一番人気の銅をピカピカにする実験です。
塩酸と
ウスターソースに浸してみました。しばらくおくと
いいねぇ✴︎
タバスコなどもよく使われます。自分なりのベスト10円ピカピカ剤を探してみてください。
②アルミ缶で灯篭作り
①の実験で酸は金属を溶かすことがわかりました。発展として、他の金属を酸で溶かしてみます。家庭にある強い酸といえば、サンサン「サンポール」。アルミ缶やスチール缶の塗料の一部をけずり、サンポールに浸けておくと・・・
削って金属が露出したところだけが、酸で溶かされて、灯篭ができます。 おもしろいですよ。
③炭酸カルシウムを酸で溶かす
酸の実験のど定番。お酢(酢酸)でやゆで卵の殻を溶かす実験です。卵の殻は炭酸カルシウムでできているため、酸に溶けます。酢酸の中に浸けておくと、すごい勢いで気体が発生します。中学校で習いますね?二酸化炭素です。
反応が進むと殻が溶けて触るとポヨンポヨンのなんとも言えない弾力を感じます。
このポヨンポヨンは写真では絶対伝わらないので、やられたことのない先生は、今日家に帰ったら速攻でやって見てください。日ごろのストレスが吹っ飛びますよ(笑)
④オーロラ貝の作り方
温泉旅行などで貝を持って帰る機会があればやらせたい実験です。貝の殻も炭酸カルシウムなので酸に溶けますが、真珠層は溶けずに残るそうです。そのため真珠層をもつ貝を塩酸に浸すとオーロラのようなとても綺麗な光沢を放ちます。美しいです。
⑤アルカリでタンパク質を溶かす
アルカリがタンパク質を溶かすことがわかる実験です。左の三角フラスコの中にはゆで卵の白身、右には生ハムがはいっています。水酸化ナトリウムに浸けておくと・・・
完全に溶けてしまいました。アルカリは怖いですね。
ということで酸とアルカリの実験でした。身近なものでできるので、ぜひやってみてくださいね。