チオ硫酸ナトリウム(ハイポ)を使った過冷却の実験を紹介します。
チオ硫酸ナトリウム(ハイポ)の結晶
実験方法
チオ硫酸ナトリウムの飽和水溶液をつくります。チオ硫酸ナトリウムの温度を上げると溶ける量が増えます。温度を上げた状態チオ硫酸ナトリウムを飽和状態までとかします。そのまま、室温まで温度を下げると過飽和(飽和水溶液以上の物質が溶けている状態)のチオ硫酸ナトリウム水溶液になります。
この過飽和の水溶液にチオ硫酸ナトリウムを一粒落とすと・・・
一瞬で中に溶けていたチオ硫酸ナトリウムが析出します。
析出したハイポ
触ってみると温度が上がっています。化学反応によっね発熱したんです。この発熱反応をうまく利用しているのが化学カイロです。化学の力をうまく利用していることがわかりました。