地球上で最も長生きした脊椎動物が発見されました。北大西洋と北極の冷たい海に住むニシオンデンザメです。
年齢が500歳を超える可能性があるそうです。500年前といえば日本は戦国時代です(笑)海外ではガリレオ・ガリレイが地動説を唱えて裁判になっていた時代から生きていることになります・・・気が遠くなりますね。デンマークの研究チームによると、ニシオンデンザメは常に冬眠中のような代謝の少ない状態で生活しており、1年に1センチ程度しか成長しないそうです。その考えでいくと今回発見された5.5メートルのメスのニシオンデンザメは何百年も生きていることがわかります。より、詳しく年齢を調べるために放射性炭素年代測定法でニシオンデンザメの水晶体を分析したところ最も高齢なサメは400歳近いことがわかりました。ちなみに、ニシオンデンザメが性的に成熟するのは約150歳・・・100歳はまだガキンチョですね。仙人のような生き物だと感じました。