宇宙の単元、「地軸の傾き」を教えるときに使えるネタです。地軸の傾きが昼夜の長さに関係することや気温の変化に関係することは生徒にとってピンとこないことが多いようです。どんな風に教えたらいいのか考えていたのですが、この前旅行でタイに行った時、飛行機の中で、座席前の液晶に表示されている航路図を見て
「コレダ!」
と思いました。
航路図で地軸の傾きを学ぶ
最近の飛行機は、座席前に液晶があり、そこに航路図が映し出されます。(映画も見れます♪)航路図には、飛行機がどのように目的地に向かっているのか、現在地はどこなのかが映し出されるのですが、この写真ではが地軸の傾きを教えるのに役立つと思いました。地軸の傾きを教えるとき、導入で生徒に下のような写真を見せます。
これは地球を昼の部分を明るく、夜の部分を暗く色分けしたものです。生徒には気づいたことを発言させたいです。
「昼と夜の境界は斜めになっている」
「北極はずっと明るい」
「南極はずっと夜だ」
このようなことに気づかせたら、その理由を考えさせます。生徒から「〇〇という理由で地軸が傾いている」という論理的な説明が聞けたら最高ですね。前回紹介したミニ地球儀とともに宇宙を学習する一助となればいいなと感じました。