出典:NASA
3年生、太陽の単元でお馴染みの「フレア」が問題になっています。2017年9月6日に情報通信研究機構が通常の1,000倍以上という大規模な太陽フレアを観測したと発表しました。何が問題かというと、フレアによって、遠く離れた地球に強い強い電磁波が降り注ぐのです。この電磁波によって、人工衛星や電子機器が故障したりするのではないかと考えられています。
実際、1989年3月にカナダのケベック州では、太陽フレアの影響により大規模な停電が発生しました。復旧に数ヶ月かかったということなので影響の大きさがわかります。今回のフレアは1989年のものより小さいそうですが、影響が心配されます。フレアは本日午前7時に到達が確認されました。影響が出るのは到達から数日後になるそうです。大規模な停電の可能性もあるようなので、懐中電灯やローソクなどの準備をしておいた方がいいかもしれませんね。