子どもに見せたい動画34「天才高校生Tehuくんのスピーチ」

今回は日本のスーパー中高生による講演会より、現役灘高生のTehuくんのスピーチを紹介します。彼は灘高校に通いながらアプリを開発しました。アプリはヒットし、さらにその売り上げをすべて寄付しました。彼がなぜこのようなことをなしえたのか?彼のスピーチから探っていきたいと思います。

盲信⇒猛進

Tehuくんが成功するまで

常にアブノーマルであることを目指すTefuくん。自分の才能を探し、「勉強」に一定のセンスを感じたTefuくんは、猛勉強して高校の最高学府である灘高校に入学します。アブノーマルになれたと思ったら、クラスメイトには国際物理学オリンピックの金メダリスト、国際生物学オリンピック銀メダリスト、全日本ディベート優勝者などTefuくんの上をいくアブノーマルな人ばかり。
「このままでは埋れてしまう」
そう感じたTefuくんは自分がアブノーマルになるにはこれしかないと「コンピューター」に目覚めます。そんなときに「シンガポールで9才児がアプリを開発した」というニュースを知りました。
「自分にもできるはずだ!」
盲信して猛進することでiPhoneアプリ「健康計算機」を開発します。

健康計算機

このアプリが大ヒット。iTunes App Storeの無料メディカルカテゴリで半年近く1位を独占、世界総合ランキングでもセカイカメラなどを抜いて最高3位。公開から半年足らずで20万ダウンロードを達成しました。さらにアブノーマルになったTefuくん。しかし、彼の猛進は止まりません。
「アブノーマル」であることを信条に生きてきた彼の半生と、自分自身を「盲する大切さについて語るスピーチは見る人を惹きつけます。
最近では、イラストレーターうえみあゆみさんがTefuくんに息子の家庭教師をお願いして、その授業内容を本にしたTehuくん先生の世界にひとつだけの授業 今、小学生のキミに伝えたいこと。が発売されました。早速購入し、読んでみたのですがこれが面白い。小学生に対して、人生を豊かにする「妄想学」「友達学」「発見学」「熱意学」「行動学」「成功学」の6つの授業を行います。勉強になるのでぜひ読んでみてください。
窪田 一志

1986年生まれ、近畿大学農学部卒業、学びエイド認定鉄人講師、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成課程修了、MIE(Microsoft Innovative Educator 2022)取得、Apple Teacher 家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪府の公立中学校で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。 教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。 ブログのアクセス数は月10万pvを超え、中学理科の授業情報をまとめた書籍「100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100」を明治図書から出版。また、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。 先生向け情報サイト「ふたばのブログ」の他、反転学習や、家庭学習に利用できるオンライン学習サイト「ふたば塾」、中学理科の授業動画を中心としたYoutubeチャンネル「ふたば塾」を運営。 記事執筆、研修・講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。 【著書】 100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100[明治図書出版] 授業力&学級経営力2023年12月号(記事執筆)[明治図書出版] 【協力実績】 株式会社 NHKエデュケーショナル 国立科学博物館 株式会社Gakken 日本テレビ「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」 株式会社 朝日新聞社 企画事業本部文化事業部 株式会社 高純度化学研究所 株式会社 アスウム 株式会社 学映システム 株式会社リバネス(教育応援VOL55) 株式会社ジヤトコ 富山県教育委員会「とやま科学オリンピック」 東京学芸大学 理科教育学分野 高知大学教育学部附属小学校 横須賀市立浦賀中学校 田尻町立中学校 順不同 Apple Teacher MIE(Microsoft Innovative Educator)