今回は日本のスーパー中高生による講演会より、現役灘高生のTehuくんのスピーチを紹介します。彼は灘高校に通いながらアプリを開発しました。アプリはヒットし、さらにその売り上げをすべて寄付しました。彼がなぜこのようなことをなしえたのか?彼のスピーチから探っていきたいと思います。
盲信⇒猛進
Tehuくんが成功するまで
常にアブノーマルであることを目指すTefuくん。自分の才能を探し、「勉強」に一定のセンスを感じたTefuくんは、猛勉強して高校の最高学府である灘高校に入学します。アブノーマルになれたと思ったら、クラスメイトには国際物理学オリンピックの金メダリスト、国際生物学オリンピック銀メダリスト、全日本ディベート優勝者などTefuくんの上をいくアブノーマルな人ばかり。
「このままでは埋れてしまう」
そう感じたTefuくんは自分がアブノーマルになるにはこれしかないと「コンピューター」に目覚めます。そんなときに「シンガポールで9才児がアプリを開発した」というニュースを知りました。
「自分にもできるはずだ!」
盲信して猛進することでiPhoneアプリ「健康計算機」を開発します。
健康計算機
このアプリが大ヒット。iTunes App Storeの無料メディカルカテゴリで半年近く1位を独占、世界総合ランキングでもセカイカメラなどを抜いて最高3位。公開から半年足らずで20万ダウンロードを達成しました。さらにアブノーマルになったTefuくん。しかし、彼の猛進は止まりません。
「アブノーマル」であることを信条に生きてきた彼の半生と、自分自身を「盲信」する大切さについて語るスピーチは見る人を惹きつけます。
最近では、イラストレーターうえみあゆみさんがTefuくんに息子の家庭教師をお願いして、その授業内容を本にした「Tehuくん先生の世界にひとつだけの授業 今、小学生のキミに伝えたいこと。」が発売されました。早速購入し、読んでみたのですがこれが面白い。小学生に対して、人生を豊かにする「妄想学」「友達学」「発見学」「熱意学」「行動学」「成功学」の6つの授業を行います。勉強になるのでぜひ読んでみてください。
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